混合型子宮頸癌 (腺癌, 小細胞癌) の 1 例

「I. はじめに」子宮頸部原発小細胞癌は子宮頸部悪性腫瘍の5%以下とまれな疾患であるが, 今回さらにまれな小細胞癌と腺癌の混合型子宮頸癌を経験したので報告する. 「II. 症例」30歳, 女性. 妊婦健診の際, 他院で施行された子宮頸部細胞診にて陽性 (positive), HSILと判定され当院を紹介され受診した. 当院による子宮頸部細胞診では陽性 (positive), Other (神経内分泌腫瘍疑い + 腺異型) と判定され, 妊娠16週時子宮頸部生検 (組織診断 : small cell carcinoma suspected), および子宮頸部円錐切除術 (組織診断 : 1. sm...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本臨床細胞学会雑誌 2017, Vol.56(1), pp.39-40
Hauptverfasser: 高根澤, 裕介, 加藤, 淳, 日下部, 崇, 武市, 和之, 川口, 隆憲
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:「I. はじめに」子宮頸部原発小細胞癌は子宮頸部悪性腫瘍の5%以下とまれな疾患であるが, 今回さらにまれな小細胞癌と腺癌の混合型子宮頸癌を経験したので報告する. 「II. 症例」30歳, 女性. 妊婦健診の際, 他院で施行された子宮頸部細胞診にて陽性 (positive), HSILと判定され当院を紹介され受診した. 当院による子宮頸部細胞診では陽性 (positive), Other (神経内分泌腫瘍疑い + 腺異型) と判定され, 妊娠16週時子宮頸部生検 (組織診断 : small cell carcinoma suspected), および子宮頸部円錐切除術 (組織診断 : 1. small cell carcinoma, 2. adenocarcinoma) が施行された.
ISSN:0387-1193
1882-7233
DOI:10.5795/jjscc.56.39