理事長退任のあいさつ

このたび特定非営利活動法人日本小児外科学会理事長を退任するにあたり, ひとことご挨拶を申し上げます. まずは, 平素よりの会員各位の本学会に対するご理解とご協力に対し改めて御礼申し上げます. また今回の理事会任期中, 学会役員, 委員をお勤めいただいた先生方の多大なるご貢献に心から感謝いたします. 本理事会は平成25年6月1日, 第50回記念学術集会会期中の第1回理事会で発足し, 誕生から半世紀を経過した本学会の次の半世紀に向けてのスタートの理事会でございました. また, 私としては「すべての会員が誇りとアイデンティティを持って, そして喜びを感じながら小児外科診療に打ち込めるような体制整備をめざすこと」をモットーとしての出発でした. 本理事会が担当させていただいた主な事業を振り返りますと, 前理事会から引き継いだ50周年記念関連の事業が最初の活動となり, 学会の50年をいわば総括する仕事にあたらせていただけましたことはたいへん勉強になり, また光栄なことでございました.