小児の外科的悪性腫瘍, 2004年登録症例の全国集計結果の報告

小児の外科的悪性腫瘍, 2004年登録症例の全国集計結果を報告致します. 登録数は神経芽腫群腫瘍120例, 腎悪性腫瘍36例, 肝悪性腫瘍30例, 胚細胞腫瘍106例, 横紋筋肉腫17例, その他の腫瘍118例, 総計427例でした. 本委員会は昭和46年以来30年以上もの間, 登録内容やシステムを改変しながら小児の外科的悪性腫瘍の年次登録を集計分析し毎年本誌に報告してきました. 本邦における各小児がんの罹患数は何人なのかを正確に把握する資料としては十分な登録率ではありませんが, それぞれの腫瘍の分析結果は多くの点で貴重な資料となるもので, 本邦では最も多くの症例を追跡調査してきた歴史のあるデ...

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Veröffentlicht in:日本小児外科学会雑誌 2006/02/20, Vol.42(1), pp.61-90
1. Verfasser: 日本小児外科学会悪性腫瘍委員会
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:小児の外科的悪性腫瘍, 2004年登録症例の全国集計結果を報告致します. 登録数は神経芽腫群腫瘍120例, 腎悪性腫瘍36例, 肝悪性腫瘍30例, 胚細胞腫瘍106例, 横紋筋肉腫17例, その他の腫瘍118例, 総計427例でした. 本委員会は昭和46年以来30年以上もの間, 登録内容やシステムを改変しながら小児の外科的悪性腫瘍の年次登録を集計分析し毎年本誌に報告してきました. 本邦における各小児がんの罹患数は何人なのかを正確に把握する資料としては十分な登録率ではありませんが, それぞれの腫瘍の分析結果は多くの点で貴重な資料となるもので, 本邦では最も多くの症例を追跡調査してきた歴史のあるデータベースです. ここ20年間の小児主要5腫瘍の登録数を表に示し, 参考として出生数も表示しました. 本年度は, 神経芽腫群腫瘍が約半数に, 他の腫瘍は約7~8割の登録数になっています.
ISSN:0288-609X
2187-4247
DOI:10.11164/jjsps.42.1_61