鏡視下腱板修復術後の疼痛患者に対する上肢活動量のフィードバックの有用性 - 行動変容から上肢活動量の向上につながった事例
「要旨」: 右肩鏡視下腱板修復術(ARCR)後の肩関節可動域制限に加えて, 肩関節痛と運動恐怖を呈し, 日常生活において患側上肢の使用が困難となっている事例を経験した. 今回, 機能訓練に加えて, 目標に基づいた段階的作業療法プログラムと日常生活における上肢活動量を定量化しフィードバックを実施した. 結果, 患側上肢の使用頻度, 上肢活動量は増加し, 目標とした作業活動の獲得につながった. 本事例より, ARCR後の疼痛患者に対し, 上肢活動量を定量化しフィードバックを行うことは行動変容に有用と考えられた....
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Veröffentlicht in: | 日本臨床作業療法研究 2024, Vol.11 (1), p.36-43 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「要旨」: 右肩鏡視下腱板修復術(ARCR)後の肩関節可動域制限に加えて, 肩関節痛と運動恐怖を呈し, 日常生活において患側上肢の使用が困難となっている事例を経験した. 今回, 機能訓練に加えて, 目標に基づいた段階的作業療法プログラムと日常生活における上肢活動量を定量化しフィードバックを実施した. 結果, 患側上肢の使用頻度, 上肢活動量は増加し, 目標とした作業活動の獲得につながった. 本事例より, ARCR後の疼痛患者に対し, 上肢活動量を定量化しフィードバックを行うことは行動変容に有用と考えられた. |
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ISSN: | 2188-8418 |