You Tubeを用いた介入により麻痺側上肢訓練の共有意思決定が促進された脳卒中片麻痺患者の一事例
「要旨」: 今回, 脳卒中片麻痺患者に対して, 麻痺側上肢の訓練方法選択に関する共有意思決定の促進を目的に, You Tubeを用いた介入を行った. You Tubeを用いた介入はセラピストがその適応基準, 実施方法, 効果を患者に補足説明したうえで, 共に動画を閲覧し, 合意が得られた訓練を実施した. 加えて, ADOCを用いて症例の重要度が高い活動を把握し, その活動を考慮した訓練を実施した. その結果, クライエントの訓練に対する能動的な参加を促進させ, 麻痺側上肢機能の向上, 日常での使用頻度, および症例のニードである復職の獲得に繋がったと考えられる....
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Veröffentlicht in: | 日本臨床作業療法研究 2022, Vol.9 (1), p.34-40 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「要旨」: 今回, 脳卒中片麻痺患者に対して, 麻痺側上肢の訓練方法選択に関する共有意思決定の促進を目的に, You Tubeを用いた介入を行った. You Tubeを用いた介入はセラピストがその適応基準, 実施方法, 効果を患者に補足説明したうえで, 共に動画を閲覧し, 合意が得られた訓練を実施した. 加えて, ADOCを用いて症例の重要度が高い活動を把握し, その活動を考慮した訓練を実施した. その結果, クライエントの訓練に対する能動的な参加を促進させ, 麻痺側上肢機能の向上, 日常での使用頻度, および症例のニードである復職の獲得に繋がったと考えられる. |
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ISSN: | 2188-8418 |