聖マリアンナ医科大学病院糖尿病センターにおける糖尿病の死因 - Marianna Diabetes Study 1
「抄録」糖尿病患者の死亡時年齢や死因に関する情報は, 生涯にわたる糖尿病治療の転帰を総括する重要な指標である. そこで, 聖マリアンナ医科大学附属病院における10年間の電子カルテの診療情報を基に, 同大学糖尿病センターを受診した591例(男性375例, 女性216例)の糖尿病患者について, 死亡時の年齢と死因を分析した. 死亡時年齢の平均値±SDは男性で72.2±10.0歳, 女性で73.1±11.5歳であった. 2012年の人口動態統計と比較し, 当センターの糖尿病患者は男性で約4歳, 女性で約10歳短命であった. 死亡時年齢の差異については, 男女共に統計学的有意差が認められた(p...
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Veröffentlicht in: | 聖マリアンナ医科大学雑誌 2015, Vol.42 (4), p.195-203 |
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Hauptverfasser: | , , , , , , , , , , , , , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「抄録」糖尿病患者の死亡時年齢や死因に関する情報は, 生涯にわたる糖尿病治療の転帰を総括する重要な指標である. そこで, 聖マリアンナ医科大学附属病院における10年間の電子カルテの診療情報を基に, 同大学糖尿病センターを受診した591例(男性375例, 女性216例)の糖尿病患者について, 死亡時の年齢と死因を分析した. 死亡時年齢の平均値±SDは男性で72.2±10.0歳, 女性で73.1±11.5歳であった. 2012年の人口動態統計と比較し, 当センターの糖尿病患者は男性で約4歳, 女性で約10歳短命であった. 死亡時年齢の差異については, 男女共に統計学的有意差が認められた(p |
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ISSN: | 0387-2289 |