へき地診療所で耳鼻喉を診る時に気をつけること - Red Flagsと専門医紹介のタイミングについての概論

「POINT」(1)本邦では全医師に占める耳鼻咽喉科医の割合は米国の約2倍である (2)本邦では耳鼻咽喉科はクリニック医師の多い診療科ではあるが, へき地における耳鼻咽喉科診療のファーストタッチは「へき地診療所の医師」に委ねられている (3)耳鼻咽喉科の外来診療では, 多くの軽症患者の中に緊急な外科処置(気道確保や切開排膿術など)を要する重篤例が隠れている (4)へき地診療所においては, 耳鼻咽喉科の重症患者が発するRed Flagsを的確に把握して, 耳鼻咽喉科専門施設への搬送が求められる...

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Veröffentlicht in:月刊地域医学 2023-02, Vol.37 (2), p.203-209
1. Verfasser: 伊藤真人
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「POINT」(1)本邦では全医師に占める耳鼻咽喉科医の割合は米国の約2倍である (2)本邦では耳鼻咽喉科はクリニック医師の多い診療科ではあるが, へき地における耳鼻咽喉科診療のファーストタッチは「へき地診療所の医師」に委ねられている (3)耳鼻咽喉科の外来診療では, 多くの軽症患者の中に緊急な外科処置(気道確保や切開排膿術など)を要する重篤例が隠れている (4)へき地診療所においては, 耳鼻咽喉科の重症患者が発するRed Flagsを的確に把握して, 耳鼻咽喉科専門施設への搬送が求められる
ISSN:0914-4277