回復期リハビリテーション病棟での取り組み - 退院後も自分らしく活動的な生活を送るための支援
「POINT」(1)心身機能やADL訓練だけでなく個別性のある支援が必要 (2)退院後も自分らしくいられて社会参加できる患者の姿を目指す (3)自分で考え自分で行動する, 患者の主体性を支援する 「はじめに」回復期リハビリテーション(以下, 回リハ)病棟には, 廃用を予防し, 日常生活動作(以下, ADL)能力を高め, 在宅復帰を目指すという目的があり, 画一的な疾患に対するリハビリテーション(以下, リハ)だけではなく, 患者一人ひとりに合わせて個別性を大切にして関わるリハが求められている. 今回, 特集のテーマである『身体を動かす-リハビリテーションアップデート-』として, 廃用予防・AD...
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Veröffentlicht in: | 月刊地域医学 2022-09, Vol.36 (9), p.731-736 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「POINT」(1)心身機能やADL訓練だけでなく個別性のある支援が必要 (2)退院後も自分らしくいられて社会参加できる患者の姿を目指す (3)自分で考え自分で行動する, 患者の主体性を支援する 「はじめに」回復期リハビリテーション(以下, 回リハ)病棟には, 廃用を予防し, 日常生活動作(以下, ADL)能力を高め, 在宅復帰を目指すという目的があり, 画一的な疾患に対するリハビリテーション(以下, リハ)だけではなく, 患者一人ひとりに合わせて個別性を大切にして関わるリハが求められている. 今回, 特集のテーマである『身体を動かす-リハビリテーションアップデート-』として, 廃用予防・ADL向上・在宅復帰だけでなく, 患者が退院後も自分らしく活動的な生活を送るために, 患者の心が動くような支援をしている台東区立台東病院(以下, 当院)回リハ病棟の取り組みについて, 事例とともに私見を交えて以下に述べたい. |
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ISSN: | 0914-4277 |