1ヵ月の休職期間を経て

地域医療のススメ専攻医の綾香奈々です. 前回研修医日記を書いたのは後期研修が始まって半年が経つ頃でした. あっという間に1年半が経ち, 医師として5年目の春を迎えました. 今回はプライベートなことではありますが, 1カ月間の休職を経てさまざまな心境の変化があったので, 振り返ってみようと思います. 2月中旬から3月上旬まで, 妊娠悪阻で体調を崩し, 療養するために1ヵ月間休職しました. もともと不妊治療をしていたこともあり, 妊娠が発覚した当初は嬉しい気持ちばかりでしたが, その後つわりが始まり, 徐々に思うように業務をこなせなくなっていきました. ちょうどCOVID-19第6波でバタバタして...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:月刊地域医学 2022-07, Vol.36 (7), p.598-599
1. Verfasser: 綾香奈々
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:地域医療のススメ専攻医の綾香奈々です. 前回研修医日記を書いたのは後期研修が始まって半年が経つ頃でした. あっという間に1年半が経ち, 医師として5年目の春を迎えました. 今回はプライベートなことではありますが, 1カ月間の休職を経てさまざまな心境の変化があったので, 振り返ってみようと思います. 2月中旬から3月上旬まで, 妊娠悪阻で体調を崩し, 療養するために1ヵ月間休職しました. もともと不妊治療をしていたこともあり, 妊娠が発覚した当初は嬉しい気持ちばかりでしたが, その後つわりが始まり, 徐々に思うように業務をこなせなくなっていきました. ちょうどCOVID-19第6波でバタバタしている時期でもあり, 迷惑をかける申し訳なさと思うように仕事ができない悔しさとともに休職を決めました. 休職している間は毎日自宅のベッドで過ごしていましたが, ただただ横になってつわりが落ち着くのを待つ生活は, 一分一秒がとても長く, 辛く感じたのを覚えています.
ISSN:0914-4277