緩和ケアを多職種連携から考える

「POINT」(1)臨床問題の構造体を分析していく〔クネビン(Cynefin)フレームワーク〕 (2)ナラティヴ(Narrative)をケアの場に活かしていく (3)多職種連携はピラミッドモデルからテーブルモデルへと (4)仕事を基盤にして学び(Work Based Learning, WBL)チームとしての経験を積む「はじめに」筆者が働いている揖斐川町は, 岐阜県の最西部に位置し, 標高1,100~1,300m前後の山々がそびえたつ南北に長い長方形の地形で, 森林が町域の90%以上を占めている. 高齢化率も30%と高く, 地域別にみると50%を超える集落もあり, 高齢者人口の増加に対して年少...

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Veröffentlicht in:月刊地域医学 2015-07, Vol.29 (7), p.514-519
Hauptverfasser: 小林修, 山下政和
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「POINT」(1)臨床問題の構造体を分析していく〔クネビン(Cynefin)フレームワーク〕 (2)ナラティヴ(Narrative)をケアの場に活かしていく (3)多職種連携はピラミッドモデルからテーブルモデルへと (4)仕事を基盤にして学び(Work Based Learning, WBL)チームとしての経験を積む「はじめに」筆者が働いている揖斐川町は, 岐阜県の最西部に位置し, 標高1,100~1,300m前後の山々がそびえたつ南北に長い長方形の地形で, 森林が町域の90%以上を占めている. 高齢化率も30%と高く, 地域別にみると50%を超える集落もあり, 高齢者人口の増加に対して年少人口の減少が著しく, まさに少子高齢化の最前線にある. 揖斐郡北西部地域医療センターは, この揖斐川町でも山間部に位置しており, 診療所, 介護老人保健施設, 在宅介護支援センターの複合施設として地域に支援を行っている.
ISSN:0914-4277