II-3. 炎症性疾患を有する心筋梗塞患者の特性と予後

「目的」 関節リウマチを代表とするようなchronic systemic inflammatory diseases(CSIDs)は, 心筋梗塞をはじめとする心血管疾患の発症と関連することが知られている. 近年では古典的な心血管リスク因子(高血圧症・糖尿病・脂質異常症・喫煙など)とともに, 炎症が動脈硬化に密接に関与しているとされ, 抗炎症治療による心血管病リスクの低減も報告されている. しかしながら, 炎症性疾患を合併した心筋梗塞患者の特徴や, 短期および長期の臨床転機は未だ明らかでない. そこで我々は, 千葉県におけるリアルワールドデータを用いてこれを検証した....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:調査研究ジャーナル 2024-10, Vol.13 (1), p.29-29
1. Verfasser: 齋藤佑一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:「目的」 関節リウマチを代表とするようなchronic systemic inflammatory diseases(CSIDs)は, 心筋梗塞をはじめとする心血管疾患の発症と関連することが知られている. 近年では古典的な心血管リスク因子(高血圧症・糖尿病・脂質異常症・喫煙など)とともに, 炎症が動脈硬化に密接に関与しているとされ, 抗炎症治療による心血管病リスクの低減も報告されている. しかしながら, 炎症性疾患を合併した心筋梗塞患者の特徴や, 短期および長期の臨床転機は未だ明らかでない. そこで我々は, 千葉県におけるリアルワールドデータを用いてこれを検証した.
ISSN:2187-2651