低出生体重児母親の育児不安と育児支援

「I はじめに」近年, 周産期医療の進歩により, 多くの低出生体重児が救命されてきた. 石野は, 出生体重が軽いほど育児不安や心配事の割合が高いと捉えている. 平成20年当保健所管内の低出生体重児出生率は11.0%と全国平均の9.6%より高い状況にある. 今回, 母親の育児不安の内容, 不安解消法, 育児支援等を把握し, 効果的な育児支援体制や保健師の役割等を検討, 今後の母子保健事業の推進に活かすこととする. 「II 調査方法」1 対象者:南部福祉保健所管内において, 平成20年4月1日~H21年3月31日までに出産した母親で, 未熟児養育医療の給付を受けた74名(転出・死亡は除く) 2 調...

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Veröffentlicht in:沖縄の小児保健 2011-03 (38), p.15-17
Hauptverfasser: 當間美奈子, 天久ひとみ, 下地久代, 永吉ルリ子, 譜久山民子, 新城正紀
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「I はじめに」近年, 周産期医療の進歩により, 多くの低出生体重児が救命されてきた. 石野は, 出生体重が軽いほど育児不安や心配事の割合が高いと捉えている. 平成20年当保健所管内の低出生体重児出生率は11.0%と全国平均の9.6%より高い状況にある. 今回, 母親の育児不安の内容, 不安解消法, 育児支援等を把握し, 効果的な育児支援体制や保健師の役割等を検討, 今後の母子保健事業の推進に活かすこととする. 「II 調査方法」1 対象者:南部福祉保健所管内において, 平成20年4月1日~H21年3月31日までに出産した母親で, 未熟児養育医療の給付を受けた74名(転出・死亡は除く) 2 調査方法:育児不安及び育児支援内容等を, 留め置き無記名自記式質問紙で調査を実施した. 3 調査期間:平成21年6月末~8月末
ISSN:0912-0335