副田あけみさん, 土屋典子さん, 長沼葉月さん, 松本葉子さんをグッドプラクティショナーに推薦する理由

安心づくり安全探しアプローチ研究会の実践は, 研究者と実践者がともに実践して, 実際に役立つアプローチを発達させています. 副田あけみ先生, 土屋典子さん, 長沼葉月さんと松本葉子さんは大学教員ですが, 実践者としても高齢者虐待を予防する活動を続けてきました. 予防は重要ですが, 直ぐに成果はでないので地道な努力と継続が求められます. 現場で, 目前の高齢者虐待に対して成す術がないと無力感を感じたソーシャルワーカーは沢山いるはずです. この安心づくり安全探しアプローチは, 具体的なシートの活用と問題解決ではない解決志向の視点から関わろうとするので, 実践現場のソーシャルワーカーたちに「関わりが...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:ソーシャルワーク学会誌 2021-12 (43), p.29-29
1. Verfasser: 梅崎薫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:安心づくり安全探しアプローチ研究会の実践は, 研究者と実践者がともに実践して, 実際に役立つアプローチを発達させています. 副田あけみ先生, 土屋典子さん, 長沼葉月さんと松本葉子さんは大学教員ですが, 実践者としても高齢者虐待を予防する活動を続けてきました. 予防は重要ですが, 直ぐに成果はでないので地道な努力と継続が求められます. 現場で, 目前の高齢者虐待に対して成す術がないと無力感を感じたソーシャルワーカーは沢山いるはずです. この安心づくり安全探しアプローチは, 具体的なシートの活用と問題解決ではない解決志向の視点から関わろうとするので, 実践現場のソーシャルワーカーたちに「関わりが変わる体験」をもたらし, 「何かができそうだ」という希望を与えてくれます. 当初は大学教員中心でしたが, 今では現場の実践者らがケースカンファレンスのファシリテータやコンサルタントとして活躍しています. 虐待対応においては, 過去ではなく未来へパラダイムシフトし, よりよい未来を作っていくための支援が重要です. 今後も, 益々の発展を期待しています.
ISSN:1884-3654