自己心膜パッチによる肺動脈形成を行い完全切除し得た肺門部扁平上皮癌の一切除例

要旨: 肺動脈心膜パッチ形成は肺門部肺癌に対して行われる稀な術式であるが, 手術難易度は高く, いざ実臨床症例においてこれを行う場合, 術者・助手は少ない経験からも高度に正確な手技を要求される. 我々は, 左肺門部扁平上皮癌で肺動脈心膜パッチ形成を伴う左肺上葉切除を行い, 完全切除に至った症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:山梨肺癌研究会会誌 2018-04, Vol.31, p.28-31
Hauptverfasser: 中込貴博, 樋口留美, 後藤太一郎
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:要旨: 肺動脈心膜パッチ形成は肺門部肺癌に対して行われる稀な術式であるが, 手術難易度は高く, いざ実臨床症例においてこれを行う場合, 術者・助手は少ない経験からも高度に正確な手技を要求される. 我々は, 左肺門部扁平上皮癌で肺動脈心膜パッチ形成を伴う左肺上葉切除を行い, 完全切除に至った症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
ISSN:1341-7053