名古屋市感染症発生動向調査事業患者情報2013年の調査結果

名古屋市における感染症発生動向調査事業の患者情報について, 2013年の結果を過去のデータと比較した. 小児科・インフルエンザ定点, 眼科定点からの報告数をこれまでの10年間(2004年から2013年)の中で比較すると, RSウイルス感染症, 手足口病の患者報告数は多かった. A群溶血性レンサ球菌咽頭炎, 水痘, 伝染性紅斑, 突発性発しん, ヘルパンギーナ, 流行性耳下腺炎, 流行性角結膜炎の報告数は少なかった. 「緒言」名古屋市では, 平成11年(1999年)4月1日に施行された「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(以下, 感染症法)に基づき「感染症発生動向調査事業事業...

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Veröffentlicht in:名古屋市衛生研究所報 2014-12 (60), p.7-14
Hauptverfasser: 瀬川英男, 児島範幸, 牛田寛之, 長谷部哲也, 平光良充, 原田裕子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:名古屋市における感染症発生動向調査事業の患者情報について, 2013年の結果を過去のデータと比較した. 小児科・インフルエンザ定点, 眼科定点からの報告数をこれまでの10年間(2004年から2013年)の中で比較すると, RSウイルス感染症, 手足口病の患者報告数は多かった. A群溶血性レンサ球菌咽頭炎, 水痘, 伝染性紅斑, 突発性発しん, ヘルパンギーナ, 流行性耳下腺炎, 流行性角結膜炎の報告数は少なかった. 「緒言」名古屋市では, 平成11年(1999年)4月1日に施行された「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(以下, 感染症法)に基づき「感染症発生動向調査事業事業」を実施している. この事業は関連政令の施行や通知等により常に時代に即したものとなるよう改定されてきた. 患者情報は毎週集計と分析を行い, インターネットのWebサイトなどで公表しており, また月単位で月報も公表している.
ISSN:0287-5241