走運動と跳運動を融合するためのリズム調整能力を示す指標の開発: 小学生の走り幅跳びを対象として
「I 緒言」学校における体育授業は, 児童生徒に対して運動能力と体力をバランスよく身につけさせ, 運動学習について一定の水準を保つことを目的とした学習指導要領(文部科学省, 2017)に沿って指導されている. 技能指導に関しては, 既習事項や経験等を活かしながら系統性と関連性をもって小・中・高の12年間を見通すとともに, 児童生徒の実態に応じたカリキュラムの在り方が求められている. 2020年度に全面実施となった小学校学習指導要領においては, 「基本的な動きや技能を身に付けるようにするために, 小学校段階において, 発達の段階を踏まえ, その基礎となる各種の運動の基本的な動きや技能を解決すべき...
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Veröffentlicht in: | 体育学研究 2022, Vol.67, pp.577-589 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「I 緒言」学校における体育授業は, 児童生徒に対して運動能力と体力をバランスよく身につけさせ, 運動学習について一定の水準を保つことを目的とした学習指導要領(文部科学省, 2017)に沿って指導されている. 技能指導に関しては, 既習事項や経験等を活かしながら系統性と関連性をもって小・中・高の12年間を見通すとともに, 児童生徒の実態に応じたカリキュラムの在り方が求められている. 2020年度に全面実施となった小学校学習指導要領においては, 「基本的な動きや技能を身に付けるようにするために, 小学校段階において, 発達の段階を踏まえ, その基礎となる各種の運動の基本的な動きや技能を解決すべき課題と関連付けながら確実に身に付けることが重要」と示されている. |
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ISSN: | 0484-6710 1881-7718 |
DOI: | 10.5432/jjpehss.21143 |