アンプティサッカー競技者における方向転換走パフォーマンスと体格・体力要因の関係

「I 緒言」近年, アンプティサッカーは, 国際的に競技の普及が進んでおり, 現在, 国際アンプティサッカー連盟には5大陸に30カ国を超える国が加盟している(World Amputee Football Federation, online 1). アンプティサッカーは, 上肢または下肢を切断および四肢機能不全の障害者が行う7人制のサッカーであり, ゴールキーパーは片側上肢切断または上肢に障害を有する競技者, フィールドプレイヤーは片側下肢切断または下肢に障害を有する競技者で行われる. また, 全ての競技者は試合中に義手および義足を装着することは禁止されており, フィールドプレイヤーは2本のロ...

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Veröffentlicht in:体育学研究 2020, Vol.65, pp.867-879
Hauptverfasser: 岸, 秀忠, 前鼻, 啓史, 小峯, 功一, 鈴木, 宏哉
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:「I 緒言」近年, アンプティサッカーは, 国際的に競技の普及が進んでおり, 現在, 国際アンプティサッカー連盟には5大陸に30カ国を超える国が加盟している(World Amputee Football Federation, online 1). アンプティサッカーは, 上肢または下肢を切断および四肢機能不全の障害者が行う7人制のサッカーであり, ゴールキーパーは片側上肢切断または上肢に障害を有する競技者, フィールドプレイヤーは片側下肢切断または下肢に障害を有する競技者で行われる. また, 全ての競技者は試合中に義手および義足を装着することは禁止されており, フィールドプレイヤーは2本のロフストランド・クラッチ(以下「クラッチ」と略す)で身体を支え, 主に片脚でプレーをする特徴を有している. なお試合中にクラッチを用いてボールをコントロールする行為は反則行為として禁じられている(World Amputee Football Federation, online 2).
ISSN:0484-6710
1881-7718
DOI:10.5432/jjpehss.20077