混戦型球技種目選手における走・投パワーの間欠的発揮能力に関する研究:インターバル中の筋力発揮が走・投パワーへ及ぼす影響

「I. 緒言」多くの混戦型球技種目は, 低強度運動や休息を挟んで高強度運動を繰り返す間欠的特徴を有しており, それぞれの混戦型球技種目において高い無酸素性パワーを間欠的に発揮する能力は, 競技力を構成する重要な体力要素と言える. この無酸素性パワーの間欠的発揮能力は, 有酸素性作業能力, 無酸素性作業能力が相互に影響しあいながら発揮される能力であり, 個人の持つ無酸素性パワーを間欠運動終盤まで高く維持するためには有酸素性作業能力に優れる必要性が報告されている. また, 1試合を通して高い無酸素性走パワーを間欠的に発揮し続けるために高い有酸素性作業能力は必要な能力であると報告されている. しかし...

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Veröffentlicht in:体育学研究 2015, Vol.60(2), pp.589-601
Hauptverfasser: 明石, 光史, 田中, 守, 田中, 宏暁, 檜垣, 靖樹
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:「I. 緒言」多くの混戦型球技種目は, 低強度運動や休息を挟んで高強度運動を繰り返す間欠的特徴を有しており, それぞれの混戦型球技種目において高い無酸素性パワーを間欠的に発揮する能力は, 競技力を構成する重要な体力要素と言える. この無酸素性パワーの間欠的発揮能力は, 有酸素性作業能力, 無酸素性作業能力が相互に影響しあいながら発揮される能力であり, 個人の持つ無酸素性パワーを間欠運動終盤まで高く維持するためには有酸素性作業能力に優れる必要性が報告されている. また, 1試合を通して高い無酸素性走パワーを間欠的に発揮し続けるために高い有酸素性作業能力は必要な能力であると報告されている. しかしながら, 無酸素性走パワーの間欠的発揮能力に優れている者が, 試合終了間際までそれを維持できているとは限らない.
ISSN:0484-6710
1881-7718
DOI:10.5432/jjpehss.15028