von Willebrand 病 type2 型を有する慢性扁桃炎患者におけるコブレーター扁桃摘出術
症例は32歳男性. 幼少期に von Willebrand 病 Type2 型の診断を受けている. 咽頭違和感の継続と両側口蓋扁桃腫大のため当院紹介となった. この症例に対してコブレーターによる扁桃摘出術を行った結果, 出血も少なくすみ, 血液製剤の使用も最低限に抑えることが可能であった. 本邦でも普及しつつあるコブレーターの特性を含め, 止血困難が予測される血液疾患の症例に対して扁摘を行う際の注意, 血液製剤の使用について考察する....
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Veröffentlicht in: | 口腔・咽頭科 2016/03/31, Vol.29(1), pp.133-137 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 症例は32歳男性. 幼少期に von Willebrand 病 Type2 型の診断を受けている. 咽頭違和感の継続と両側口蓋扁桃腫大のため当院紹介となった. この症例に対してコブレーターによる扁桃摘出術を行った結果, 出血も少なくすみ, 血液製剤の使用も最低限に抑えることが可能であった. 本邦でも普及しつつあるコブレーターの特性を含め, 止血困難が予測される血液疾患の症例に対して扁摘を行う際の注意, 血液製剤の使用について考察する. |
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ISSN: | 0917-5105 1884-4316 |
DOI: | 10.14821/stomatopharyngology.29.133 |