「小学生でもできる! 救急そせいを体験しよう」 ~きょう骨圧迫とAEDを体験しよう 本物の救急医療の道具を使ってみよう~ : アイラボキッズのアンケート調査からわかったこと

「要旨」茨城県の地域社会を支えることが期待される児童に対し医療や科学に興味関心を抱いてもらうことを目的に, 令和2年度より茨城県立医療大学地域貢献研究活動の一つとして, 「医療と科学の体験教室」(アイラボキッズ)を実施している. 令和3年度ではより具体的な医療技術への興味関心を惹起するため「小学生でもできる! 救急そせいを体験しよう」と題し, 阿見町立君原小学校児童に対して一次救命処置(心肺蘇生法)の体験学習を行った. 小学4, 5, 6年生児童を対象に, 一次救命処置の学生教育に従事している茨城県立医療大学の教員が講師となり, 心停止の傷病者に対する対応の講義および心肺蘇生法手技の紹介と体験...

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Veröffentlicht in:茨城県立医療大学紀要 2023-03, Vol.28, p.49-57
Hauptverfasser: 角友起, 春名紗季江, 丸山将史, 島本真帆子, 秋山美穂, 田口典子, 鹿野直人
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「要旨」茨城県の地域社会を支えることが期待される児童に対し医療や科学に興味関心を抱いてもらうことを目的に, 令和2年度より茨城県立医療大学地域貢献研究活動の一つとして, 「医療と科学の体験教室」(アイラボキッズ)を実施している. 令和3年度ではより具体的な医療技術への興味関心を惹起するため「小学生でもできる! 救急そせいを体験しよう」と題し, 阿見町立君原小学校児童に対して一次救命処置(心肺蘇生法)の体験学習を行った. 小学4, 5, 6年生児童を対象に, 一次救命処置の学生教育に従事している茨城県立医療大学の教員が講師となり, 心停止の傷病者に対する対応の講義および心肺蘇生法手技の紹介と体験を行い, さらに医療技術に関連する科学者の紹介を行った. 事後アンケートでは高い満足度と理解度が得られただけでなく, 本講座とは別の医療技術の体験学習を希望する意見も寄せられ, 医療職全体への興味関心に繋がる講座となった.
ISSN:1342-0038