茨城県における食育推進の重要性 - 栄養教諭による自主学習会の開催経緯と成果報告

「要旨」本稿では, 茨城県立医療大学地域貢献研究の一環として, 平成18年度からの茨城県事業である「いばらきを食べよう学校給食推進事業」に端を発し, 平成25年度に文部科学省により採択されたスーパー食育スクール事業(SSS)の活動の中の一つについて紹介する. 本活動は, 先行研究により得られたアンケート調査の結果をもとに小・中学生やその保護者に「食」と「食育」に興味・関心を持ってもらい, その重要性を感じてもらうことを目的とした. 実際に行った活動は, 茨城県内の小・中・特別支援学校の栄養教諭を中心に, 減塩メニューの提案と試食, CT立体画像を使用した食育教材の開発, および茨城県立医療大学...

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Veröffentlicht in:茨城県立医療大学紀要 2018-03, Vol.23, p.79-83
Hauptverfasser: 藤井義大, 潮崎純子, 高山絵美, 赤田部恵美子, 萩谷洋美, 酒井弘実, 佐藤敦子, 倉本裕美子, 福井恵子, 森浩一, 中島修一, 山口忍
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「要旨」本稿では, 茨城県立医療大学地域貢献研究の一環として, 平成18年度からの茨城県事業である「いばらきを食べよう学校給食推進事業」に端を発し, 平成25年度に文部科学省により採択されたスーパー食育スクール事業(SSS)の活動の中の一つについて紹介する. 本活動は, 先行研究により得られたアンケート調査の結果をもとに小・中学生やその保護者に「食」と「食育」に興味・関心を持ってもらい, その重要性を感じてもらうことを目的とした. 実際に行った活動は, 茨城県内の小・中・特別支援学校の栄養教諭を中心に, 減塩メニューの提案と試食, CT立体画像を使用した食育教材の開発, および茨城県立医療大学附属図書館における特別展示での情報発信である. これらの活動を学会や研究会で発表することで, 多くの人が「食」と「食育」に興味・関心を持ち, その重要性の理解につながったと思われる. 今後も活動を継続することが重要と考える.
ISSN:1342-0038