茨城県立医療大学における専任教員養成講習会の2年間の取り組みと評価
「要旨」平成25年度より本学にて看護師等養成所の教員養成のための講習会 (専任教員養成講習会) を開催し, 現在までに54名の受講者を現場へと送り出してきた. 今回, 今後に向けての運営の指針を得ることを目的に, 今まで実施された2年分 (2回) の講習会の教育に対する評価を受講生からのアンケート等 (目標達成状況等) により分析した. 結果, 教育目標として掲げた項目に対しては概ね良好な評価を得ることができていた. 一方で, 教員としての基礎的なスキル「自身の学習力」「リフレクションを支援する力」「教材化力」についてさらに深めるためのプログラム検討の必要性が明らかとなった. さらに, 変化す...
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Veröffentlicht in: | 茨城県立医療大学紀要 2016-03, Vol.21, p.99-108 |
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Hauptverfasser: | , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「要旨」平成25年度より本学にて看護師等養成所の教員養成のための講習会 (専任教員養成講習会) を開催し, 現在までに54名の受講者を現場へと送り出してきた. 今回, 今後に向けての運営の指針を得ることを目的に, 今まで実施された2年分 (2回) の講習会の教育に対する評価を受講生からのアンケート等 (目標達成状況等) により分析した. 結果, 教育目標として掲げた項目に対しては概ね良好な評価を得ることができていた. 一方で, 教員としての基礎的なスキル「自身の学習力」「リフレクションを支援する力」「教材化力」についてさらに深めるためのプログラム検討の必要性が明らかとなった. さらに, 変化する看護教育現場に柔軟に対応できるための能力「コミュニケーションスキル」等の養成も新たな課題として挙げられた. また, 修了後の新人教員に対する継続的支援に向けての本講習会の役割についても示唆を得ることができた. |
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ISSN: | 1342-0038 |