認知症高齢者に対する自己選択自己決定による実践の一例
「I. 序言」近年, 要介護状態にある認知症高齢者に対し, 対象者ごとの作業に焦点をあてた介入の重要性が報告されている. しかしながら, 通所介護施設 (以下, デイサービス) ではサービス内容が画一的であり, デイサービス利用者は施設が準備したプログラムに参加するスタイルであることが多い. さらに, これまでのサービス内容では機能レベルの改善はあるが活動や参加レベルでの向上に繋がっていないことが問題視されている. また, 身体機能に焦点をあてた機能訓練特化型デイサービスは地域に散見されるが, 日常生活動作 (Activities of Daily Living : ADL) や手段的日常生活...
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Veröffentlicht in: | 応用老年学 2022, Vol.16(1), pp.128-135 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「I. 序言」近年, 要介護状態にある認知症高齢者に対し, 対象者ごとの作業に焦点をあてた介入の重要性が報告されている. しかしながら, 通所介護施設 (以下, デイサービス) ではサービス内容が画一的であり, デイサービス利用者は施設が準備したプログラムに参加するスタイルであることが多い. さらに, これまでのサービス内容では機能レベルの改善はあるが活動や参加レベルでの向上に繋がっていないことが問題視されている. また, 身体機能に焦点をあてた機能訓練特化型デイサービスは地域に散見されるが, 日常生活動作 (Activities of Daily Living : ADL) や手段的日常生活動作 (Instrumental Activities of Daily Living : IADL) に焦点をあてた生活機能の向上に特化したデイサービスの数は多いとはいい難い. |
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ISSN: | 1882-6245 2759-4556 |
DOI: | 10.60455/sagj.16.1_128 |