無脾症候群における感染予防について―肺炎球菌ワクチン接種後の年齢別抗体反応の検討

「要旨」1歳4カ月から12歳10カ月の無脾症候群10例に肺炎球菌ワクチンを接種し, 3~4週後の抗体価をIgG1, G2分画で測定した. 接種時年齢が3歳8カ月以上の6例をA群, 2歳前後の4例をB群とし抗体反応を比較検討した. その結果, 抗肺炎球菌莢膜多糖体抗体が含まれるIgG2分画ではB群がA群に比し有意に接種後の抗体価が低かった(p...

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Veröffentlicht in:日本小児循環器学会雑誌 1995-12, Vol.11 (6), p.763-766
Hauptverfasser: 清水隆, 古田博文, 信太知, 南雲淳, 武田宏一郎, 小田川泰久, 崎山幸雄, 三浦正次, 太田八千雄, 衣川佳数, 間峡介
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「要旨」1歳4カ月から12歳10カ月の無脾症候群10例に肺炎球菌ワクチンを接種し, 3~4週後の抗体価をIgG1, G2分画で測定した. 接種時年齢が3歳8カ月以上の6例をA群, 2歳前後の4例をB群とし抗体反応を比較検討した. その結果, 抗肺炎球菌莢膜多糖体抗体が含まれるIgG2分画ではB群がA群に比し有意に接種後の抗体価が低かった(p
ISSN:0911-1794