難治性めまい患者の診断における臨床的検討
「緒言」めまいの有訴者数は2022年度の国民生活基礎調査によると人口1000人に対し20.3人で65歳以上では30人 (https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/06.pdf) と言われている. これは平成28年の調査時 (13.2人/25人) と比較し増加傾向であり (https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/dl/16.pdf), めまいが比較的身近に存在する疾患であることを示唆するが, 中には治療を行っても改善しない場合や反復して治療に...
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Veröffentlicht in: | Equilibrium Research 2024/08/31, Vol.83(4), pp.223-228 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「緒言」めまいの有訴者数は2022年度の国民生活基礎調査によると人口1000人に対し20.3人で65歳以上では30人 (https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/06.pdf) と言われている. これは平成28年の調査時 (13.2人/25人) と比較し増加傾向であり (https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/dl/16.pdf), めまいが比較的身近に存在する疾患であることを示唆するが, 中には治療を行っても改善しない場合や反復して治療に難渋したり, 難治性めまいとして診断がつかない状態で専門施設に紹介されるケースも少なくない. 診断の遅延は患者のADLやQOLの低下につながる可能性があり早期診断が重要である. 今回我々は当院におけるめまい外来患者の現状把握のため, 難治性めまいとして当院へ紹介された後に下された診断や難治性となりうる要因や理由について検討したため文献的考察を含めて報告する. |
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ISSN: | 0385-5716 1882-577X |
DOI: | 10.3757/jser.83.223 |