京都第二赤十字病院

「病院の沿革」京都第二赤十字病院は, 1912年に現京都府庁内の一角に日本赤十字社京都府支部常設救護所が開設されたことに始まります. 1926年に25床の入院設備を設け, 名称を日本赤十字社京都府支部療院と改めました. その後, 狭隘化が目立つため1934年に東山の東福寺脇に新たな京都府支部病院(現京都第一赤十字病院)の建設が計画され, それに伴い京都府支部療院は廃止の方針となりました. しかし, 地域住民からの存続の強い要請を受けて僅かな医師・職員が残って診療を継続, 1943年に京都第二赤十字病院の名称で100床の新病院が府庁の南に隣接する現在地に完成しました. 1953年には我が国最初の...

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Veröffentlicht in:医学教育 2023/10/25, Vol.54(5), pp.503-503
1. Verfasser: 小林, 裕
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「病院の沿革」京都第二赤十字病院は, 1912年に現京都府庁内の一角に日本赤十字社京都府支部常設救護所が開設されたことに始まります. 1926年に25床の入院設備を設け, 名称を日本赤十字社京都府支部療院と改めました. その後, 狭隘化が目立つため1934年に東山の東福寺脇に新たな京都府支部病院(現京都第一赤十字病院)の建設が計画され, それに伴い京都府支部療院は廃止の方針となりました. しかし, 地域住民からの存続の強い要請を受けて僅かな医師・職員が残って診療を継続, 1943年に京都第二赤十字病院の名称で100床の新病院が府庁の南に隣接する現在地に完成しました. 1953年には我が国最初の救急専門病棟が設置され, 1978年に救命救急センターが開設されました. 2004年に, 京都府, 京都市, 梅屋地区自治会等の多大のご理解とご協力を得て, 南に隣接する京都市立梅屋小学校の跡地を借用し, 救命救急センターのリニューアルを中心とした高度急性期医療の機能と規模を備えた建物が完成しました.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan.54.5_503