5. 医学教育モデル・コア・カリキュラム (令和4年度改訂版) と共用試験公的化/診療参加型臨床実習

医学教育モデル・コア・カリキュラムがよりアウトカム基盤型に改訂されたことと, 医学生が臨床実習で行う医業が法的に位置付けられたことに対応して, 診療参加型臨床実習実施ガイドラインを改訂した. 診療参加型臨床実習の充実を図る意義, 医学生が臨床実習で行う医業の範囲, 守秘義務, 患者同意, 患者相談対応窓口, 臨床実習の目標, シミュレーション教育, 臨床実習を行う診療科等, 実習現場での評価, CC-EPOC, 学生を信頼し任せられる役割などを, 改訂あるいは新規に記述した. シームレスな卒前・卒後教育を推進する基盤ができたが, 臨床実習修了時に期待される具体的な到達度や診療科特異的な臨床実習...

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Veröffentlicht in:医学教育 2023/04/25, Vol.54(2), pp.164-170
Hauptverfasser: 高橋, 誠, 松島, 加代子, 高村, 昭輝, 蓮沼, 直子, 小松, 弘幸, 守屋, 利佳, 磯部, 真倫, 近藤, 猛, 田中, 淳一, 山本, 憲
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:医学教育モデル・コア・カリキュラムがよりアウトカム基盤型に改訂されたことと, 医学生が臨床実習で行う医業が法的に位置付けられたことに対応して, 診療参加型臨床実習実施ガイドラインを改訂した. 診療参加型臨床実習の充実を図る意義, 医学生が臨床実習で行う医業の範囲, 守秘義務, 患者同意, 患者相談対応窓口, 臨床実習の目標, シミュレーション教育, 臨床実習を行う診療科等, 実習現場での評価, CC-EPOC, 学生を信頼し任せられる役割などを, 改訂あるいは新規に記述した. シームレスな卒前・卒後教育を推進する基盤ができたが, 臨床実習修了時に期待される具体的な到達度や診療科特異的な臨床実習の目標および方略の検討が今後の課題と考える.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan.54.2_164