5. LGBTQ+に関する学生主体の教育の実践報告

医学部の臨床実習前の選択授業において, 医学生が主体となってLGBTQ+の教育を導入した. 授業では学生が講師役を務め, 小グループ討論を実施した. 共通の学びの場を持つ「学びの共同体」内で, 同級生によるPeer-Assisted Learningによってアクティビティを用いた対話が効率よく行われたことで, LGBTQ+への理解を深めることができた. 学生が主体となってカリキュラムを導入し, 学生自らが講師となる授業形態は, LGTBQ+教育の方略として有用な可能性がある....

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Veröffentlicht in:医学教育 2023/02/25, Vol.54(1), pp.32-34
Hauptverfasser: 時田, 隆成, 新田, 紗也, 矢野, 晴美
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:医学部の臨床実習前の選択授業において, 医学生が主体となってLGBTQ+の教育を導入した. 授業では学生が講師役を務め, 小グループ討論を実施した. 共通の学びの場を持つ「学びの共同体」内で, 同級生によるPeer-Assisted Learningによってアクティビティを用いた対話が効率よく行われたことで, LGBTQ+への理解を深めることができた. 学生が主体となってカリキュラムを導入し, 学生自らが講師となる授業形態は, LGTBQ+教育の方略として有用な可能性がある.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan.54.1_32