連載第17回 17-2 チームコーチングによるプロフェッショナリズム教育

はじめに」グループとチームは異なり, 個人とグループには, 気づきにくい, あるいは変化させにくいメンタルモデルがあり, 自分たちだけではチームになりにくく, 効果的なチームは自然に形成されるものではない. チームコーチングは, 「グループからチームに変容するプロセスを支援し, ビジョン実現・リーダーシップ開発・より大きなシステム(当該組織を超えた地域, 社会)への貢献を創り出すように相互の関わりを促進させる包括的な技術である」とされ, どのようなグループにも実施可能な汎用性を特徴とし, 個人とチーム・組織に同時に変化を生み, 成果を創りだすチーム・トレーニングや組織開発の手法である. 本稿で...

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Veröffentlicht in:医学教育 2022-10, Vol.53 (5), p.458-462
1. Verfasser: 田口智博
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:はじめに」グループとチームは異なり, 個人とグループには, 気づきにくい, あるいは変化させにくいメンタルモデルがあり, 自分たちだけではチームになりにくく, 効果的なチームは自然に形成されるものではない. チームコーチングは, 「グループからチームに変容するプロセスを支援し, ビジョン実現・リーダーシップ開発・より大きなシステム(当該組織を超えた地域, 社会)への貢献を創り出すように相互の関わりを促進させる包括的な技術である」とされ, どのようなグループにも実施可能な汎用性を特徴とし, 個人とチーム・組織に同時に変化を生み, 成果を創りだすチーム・トレーニングや組織開発の手法である. 本稿ではチームコーチングによるプロフェッショナリズム教育の事例(専門職連携教育をテーマとした医療系学生へのチームコーチング)を紹介する.
ISSN:0386-9644