3. Whole Person Care教育の目的と方法

マギル大学でのWhole Person Care教育では, 癒しを促進する全人 (whole person) として関わり, より良い医療を患者に提供できる有能かつ思いやりに溢れる医師を育成することを目的としている. その教育は全4年間のカリキュラムにおいて段階的に行われている. 授業, 小グループ (20人) による体験学修, シミュレーション教育, パネル討論会などが実施されている. 様々な演習やワークを通して双方向性のユニークな体験学修を促進しており, 変容的学修を目指している. 今この瞬間の現実 (自分, 相手, 状況) に気づきを向けながら, 自分自身のあり方を見直し, 全人として存...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:医学教育 2022/08/25, Vol.53(4), pp.345-351
Hauptverfasser: 恒藤, 暁, 土屋, 静馬, 三好, 智子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:マギル大学でのWhole Person Care教育では, 癒しを促進する全人 (whole person) として関わり, より良い医療を患者に提供できる有能かつ思いやりに溢れる医師を育成することを目的としている. その教育は全4年間のカリキュラムにおいて段階的に行われている. 授業, 小グループ (20人) による体験学修, シミュレーション教育, パネル討論会などが実施されている. 様々な演習やワークを通して双方向性のユニークな体験学修を促進しており, 変容的学修を目指している. 今この瞬間の現実 (自分, 相手, 状況) に気づきを向けながら, 自分自身のあり方を見直し, 全人として存在する態度を身につけることが肝要である.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan.53.4_345