プレイフルラーニングの手法を活用したOral Case Presentations (OCPs) 教育の実践

Oral Case Presentations (OCPs) の教育には, 実践を通じて型を教育することが重要とされてきた. しかし実際には学生のプレゼンテーション自体に対する心理的抵抗感が根強く存在しており, それが学習上の障壁となっている. 今回プレイフルラーニングの手法を取り入れ, 実践した学生128人にアンケートを行い検証したところ, レクチャー前後, レクチャー前と実践後, 実践前後の各比較において, プレゼンテーションに対する心理的抵抗感が減少し, 陽性感情を得られ, 目的, 場所, 対象に対する意識を持ってプレゼンテーションに臨めるようになっていた. 今回の教育手法はプレゼンテー...

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Veröffentlicht in:医学教育 2021/02/25, Vol.52(1), pp.19-29
Hauptverfasser: 西迫, 尚, 廣瀬, 雅宣, 土田, 知也, 家, 研也, 奥瀬, 千晃, 松田, 隆秀
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:Oral Case Presentations (OCPs) の教育には, 実践を通じて型を教育することが重要とされてきた. しかし実際には学生のプレゼンテーション自体に対する心理的抵抗感が根強く存在しており, それが学習上の障壁となっている. 今回プレイフルラーニングの手法を取り入れ, 実践した学生128人にアンケートを行い検証したところ, レクチャー前後, レクチャー前と実践後, 実践前後の各比較において, プレゼンテーションに対する心理的抵抗感が減少し, 陽性感情を得られ, 目的, 場所, 対象に対する意識を持ってプレゼンテーションに臨めるようになっていた. 今回の教育手法はプレゼンテーション学習に対して有用であり, 今後OCPs教育についても援用ができると推測される.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan.52.1_19