3-2 「ピンチをチャンスに」 : シミュレーションを活用した教育方法改革の第1歩
「はじめに」COVID-19下で, 病院看護部, 卒後臨床研修センターと協働して, 実技を中心とした研修の工夫に取り組んだ経験を紹介し, シミュレーションセンター及び専任教員の役割, および今後の病院職員研修のあり方について考察したい. 愛知県は, 2020年3月13日の新型コロナウィルス対策特別措置法の成立時から, 「特定警戒都道府県」であったため, 当学でも3月中旬から4月のオンライン開講にむけて準備を進めていた. 幸い私たちは少なからず, テレビ会議システムを使った経験があったが, まだ使ったことのない多くの教員にいかにストレスなくオンラインで授業を実施してもらうかを, 医学教育センター...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | 医学教育 2020/10/25, Vol.51(5), pp.551-554 |
---|---|
Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | 「はじめに」COVID-19下で, 病院看護部, 卒後臨床研修センターと協働して, 実技を中心とした研修の工夫に取り組んだ経験を紹介し, シミュレーションセンター及び専任教員の役割, および今後の病院職員研修のあり方について考察したい. 愛知県は, 2020年3月13日の新型コロナウィルス対策特別措置法の成立時から, 「特定警戒都道府県」であったため, 当学でも3月中旬から4月のオンライン開講にむけて準備を進めていた. 幸い私たちは少なからず, テレビ会議システムを使った経験があったが, まだ使ったことのない多くの教員にいかにストレスなくオンラインで授業を実施してもらうかを, 医学教育センターとICT支援部門, 教務課, 基礎科学教員で検討し, 4月6日から手探りではあったが, オンラインライブ授業開始にこぎつけた. 病院職員(新人看護師, 初期研修医)は, 例年4月初旬に集中的に集合研修を実施していたため, その方法も変更を余儀なくされた. |
---|---|
ISSN: | 0386-9644 2185-0453 |
DOI: | 10.11307/mededjapan.51.5_551 |