医学教育セミナーとワークショップのオンラインシステムを用いた開催の設計の試み

「はじめに」2019年末頃に発生したたな感染症COVID-19は, 2020年に入ると急速に世界的大流行を引き起こし, 多くの人々の生活に大きな影響を及ぼしてきた. 日本では, 4月7日に出された非常事態宣言により教育現場の様相も大きく変化した. 感染症の拡大を防ぐため学生や教職員ともに自宅待機の措置がとられ, 多人数での対面授業や実習はできなくなった. そのためe-learningによる学習機会の確保や, 学習方法を模索することとなった. 同時, 教職員のスキルアップのための研修会や学術活動の一つである各種学会の延期・中止も相次ぐこととなった. われわれのセンターの医学教育共同利用拠点の事業...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:医学教育 2020/06/25, Vol.51(3), pp.342-343
Hauptverfasser: 川上, ちひろ, 今福, 輪太郎, 鈴木, 康之, 丹羽, 雅之, 恒川, 幸司, 早川, 佳穂, 藤崎, 和彦, 西城, 卓也
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」2019年末頃に発生したたな感染症COVID-19は, 2020年に入ると急速に世界的大流行を引き起こし, 多くの人々の生活に大きな影響を及ぼしてきた. 日本では, 4月7日に出された非常事態宣言により教育現場の様相も大きく変化した. 感染症の拡大を防ぐため学生や教職員ともに自宅待機の措置がとられ, 多人数での対面授業や実習はできなくなった. そのためe-learningによる学習機会の確保や, 学習方法を模索することとなった. 同時, 教職員のスキルアップのための研修会や学術活動の一つである各種学会の延期・中止も相次ぐこととなった. われわれのセンターの医学教育共同利用拠点の事業の一つである「医学教育セミナーとワークショップ(以下, セミナー&WS)」も例外ではなく, 世の中の情勢を鑑み3月下旬にその"実施の可否"について検討し, オンラインでのセミナー&WSの開催を決定した.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan.51.3_342