コロナ禍の渦中で思うこと…「過ぎたるは及ばざるが如し」

「1. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大下で生じた本学での医学教育関連問題とその対応」宮崎県における第1例目のCOVID-19は2020年3月4日に発生し, 5月12日現在で累計17名となっている. 他の都道府県と比較して発生数が少ない本県に所在する本学においても, 医学部カリキュラムへの影響は非常に大きいものがあった. 医学部では, 教務委員会と医療人育成支援センターが連携しながら諸対応に当たらせていただく中, 大まかに括ると, (1)新入学者. (2)臨床実習前在学生, (3)臨床実習学生の3区分で生じている問題と求められる対応が大きく違う印象を持った. 一方, 医学部附属...

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Veröffentlicht in:医学教育 2020/06/25, Vol.51(3), pp.234-235
1. Verfasser: 小松, 弘幸
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「1. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大下で生じた本学での医学教育関連問題とその対応」宮崎県における第1例目のCOVID-19は2020年3月4日に発生し, 5月12日現在で累計17名となっている. 他の都道府県と比較して発生数が少ない本県に所在する本学においても, 医学部カリキュラムへの影響は非常に大きいものがあった. 医学部では, 教務委員会と医療人育成支援センターが連携しながら諸対応に当たらせていただく中, 大まかに括ると, (1)新入学者. (2)臨床実習前在学生, (3)臨床実習学生の3区分で生じている問題と求められる対応が大きく違う印象を持った. 一方, 医学部附属病院では, 卒後臨床研修センター長として, (4)新研修医への対応にも頭を悩ませた. 今回は. この(1)~(4)の区分に着眼して, それぞれに生じた問題と対応を網羅的に記させていただきたい.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan.51.3_234