寸劇の活用 : 明日からの指導を表現する方法として

指導者向けのワークショップにおいては, 参加した指導者が, 今後求められる教育スキルの重要性を理解し, 習得し, 明日からの実用に備えることが求められる. ロールプレイはスキル獲得の効果的な方法の一つだが, 寸劇を応用した方略を開発したので報告する. まず明日から目標とする指導上の目標を議論し設定させる. そののち, それぞれの教育現場に即した劇をグループで場面設定し, 先に設定した指導上の目標を反映させたシナリオを準備し, 配役を決め, 演じること, そしてお互いの劇を相互評価するのが主たる方略である. このようなアプローチは, 参加者の目標をより具体的にし, 実践の場での行動変容につながる...

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Veröffentlicht in:医学教育 2018/12/25, Vol.49(6), pp.503-506
Hauptverfasser: 西城, 卓也, 西屋, 克己, 恒川, 幸司, 今福, 輪太郎
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:指導者向けのワークショップにおいては, 参加した指導者が, 今後求められる教育スキルの重要性を理解し, 習得し, 明日からの実用に備えることが求められる. ロールプレイはスキル獲得の効果的な方法の一つだが, 寸劇を応用した方略を開発したので報告する. まず明日から目標とする指導上の目標を議論し設定させる. そののち, それぞれの教育現場に即した劇をグループで場面設定し, 先に設定した指導上の目標を反映させたシナリオを準備し, 配役を決め, 演じること, そしてお互いの劇を相互評価するのが主たる方略である. このようなアプローチは, 参加者の目標をより具体的にし, 実践の場での行動変容につながることを促進する可能性が示唆される.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan.49.6_503