意見 : キャリア支援者のためのワークショップ開催報告 : 研修医育成は3軸の視点で紐解く
「背景と目的」 男女共同参画(性別の多様性)の文脈での使用例が多い本邦でのダイバシティ(diversity and inclusion: D&I)は, 本来性別・年齢・人種(外的分類)とパーソナリティや価値観(内的分類)の双方を含んでいる. 「研修医の価値観・選択の多様性に対する指導医の受容性(D&I)」はキャリア支援者の倫理(選択の自由の容認と擁護)と関連し, キャリアパス支援上重要かつ必要な能力である. 一方, D&Iを責務として扱い, 受講者の思考と行動を取り締まる強制的D&I研修手法が, 受講生の動機づけに寄与せず無効(あるいは逆効果)であることは心理・...
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Veröffentlicht in: | 医学教育 2017/12/25, Vol.48(6), pp.415-416 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「背景と目的」 男女共同参画(性別の多様性)の文脈での使用例が多い本邦でのダイバシティ(diversity and inclusion: D&I)は, 本来性別・年齢・人種(外的分類)とパーソナリティや価値観(内的分類)の双方を含んでいる. 「研修医の価値観・選択の多様性に対する指導医の受容性(D&I)」はキャリア支援者の倫理(選択の自由の容認と擁護)と関連し, キャリアパス支援上重要かつ必要な能力である. 一方, D&Iを責務として扱い, 受講者の思考と行動を取り締まる強制的D&I研修手法が, 受講生の動機づけに寄与せず無効(あるいは逆効果)であることは心理・社会学的見地より示されている. |
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ISSN: | 0386-9644 2185-0453 |
DOI: | 10.11307/mededjapan.48.6_415 |