汎用3Dプリンターを用いた発光模型
「1. 3Dプリンターの現状」2009年に熱溶解積層(fused deposition modeling, FDM)法が特許満了となり, それに伴い3Dプリンターが低価格で提供され, 新しい"ものづくり"の時代へと突入した. しかし, 低価格帯の汎用3Dプリンターは使用できる素材が限られ, さらに単色プリントが主であるため, その用途は限定的である. また, 近年では科学技術分野においても3Dプリンターは広く利用されているが, 先進的な模型の多くは高額なプリンターによって作製されている. 大阪市立大学では2013年に汎用3DプリンターUP!Plus2 (Tiertime,...
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Veröffentlicht in: | 生物物理 2017, Vol.57(4), pp.216-218 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「1. 3Dプリンターの現状」2009年に熱溶解積層(fused deposition modeling, FDM)法が特許満了となり, それに伴い3Dプリンターが低価格で提供され, 新しい"ものづくり"の時代へと突入した. しかし, 低価格帯の汎用3Dプリンターは使用できる素材が限られ, さらに単色プリントが主であるため, その用途は限定的である. また, 近年では科学技術分野においても3Dプリンターは広く利用されているが, 先進的な模型の多くは高額なプリンターによって作製されている. 大阪市立大学では2013年に汎用3DプリンターUP!Plus2 (Tiertime, 北京, 中国)を導入し, 3D模型の生物学における可能性を模索するとともに, 多くの研究機関に模型を提供してきた. その活動はFacebook (https://www.facebook.com/motility.machinery)において適時公開されている. |
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ISSN: | 0582-4052 1347-4219 |
DOI: | 10.2142/biophys.57.216 |