日本生物物理学会第45回年会報告 生物物理若手奨励賞: 第3回選考経過報告
「1. 第3回生物物理若手奨励賞について(美宅)」 歓声の中, 賞状を渡されたときの若手研究者の顔は輝いています. 会長として, 若手賞の授与式を2回経験しましたが, 若い研究者の輝いた顔はよいものです. 輝いた顔を見ていると, 生物物理学会の将来を約束してくれるものという確信が湧いてきます. 若手賞も3年目となり, いろいろな疑問点・反省点が浮かび上がってきています. 毎年, 評価のために10人の若手研究者に口頭発表を行ってもらい, 5人の受賞者を決めます. 毎年, 10人もの人を選んでいくと次第に応募者がなくなっていくのではないだろうか? なくなることはなくても, 質が落ちてくるのではない...
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Veröffentlicht in: | 生物物理 2008, Vol.48(1), pp.052-055 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「1. 第3回生物物理若手奨励賞について(美宅)」 歓声の中, 賞状を渡されたときの若手研究者の顔は輝いています. 会長として, 若手賞の授与式を2回経験しましたが, 若い研究者の輝いた顔はよいものです. 輝いた顔を見ていると, 生物物理学会の将来を約束してくれるものという確信が湧いてきます. 若手賞も3年目となり, いろいろな疑問点・反省点が浮かび上がってきています. 毎年, 評価のために10人の若手研究者に口頭発表を行ってもらい, 5人の受賞者を決めます. 毎年, 10人もの人を選んでいくと次第に応募者がなくなっていくのではないだろうか? なくなることはなくても, 質が落ちてくるのではないか? というのが疑問の1つです. 生物物理学会の会員数は約3500名です. その中の若手(たとえば35歳以下)の人の人数は正確にはわかりませんが, 数百人いることは間違いありません. そして, 年間100人以上の若手が入会してきているので, 質の高い若手賞を維持できることは難しいことではないと私は考えています. |
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ISSN: | 0582-4052 1347-4219 |
DOI: | 10.2142/biophys.48.052 |