若年者の前歯部外傷歯に対して 意図的再植術により審美的に修復した1 症例
若年者の歯肉縁下に及ぶ破折歯の保存に対して,侵襲の少ない保存処置として矯正的挺出が第一選択である.しかし治療に要する期間,歯冠・歯根比などの観点から,意図的再植術を検討すべき症例がある.本症例では破折部や審美性など考慮して意図的再植術を選択した.歯根長を変化させることなく,フェルールが確保でき,またプロビジョナルレストレーションを修正することにより歯肉形態の調和に配慮し,歯冠材料にジルコニアを用いることにより審美的,構造的に安定した歯冠修復ができた.良好な治療結果が得られたので報告する.【顎咬合誌 40 (1・2):60-64,2020】...
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Veröffentlicht in: | 日本顎咬合学会誌 咬み合わせの科学 2020/05/29, Vol.40(1-2), pp.60-64 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 若年者の歯肉縁下に及ぶ破折歯の保存に対して,侵襲の少ない保存処置として矯正的挺出が第一選択である.しかし治療に要する期間,歯冠・歯根比などの観点から,意図的再植術を検討すべき症例がある.本症例では破折部や審美性など考慮して意図的再植術を選択した.歯根長を変化させることなく,フェルールが確保でき,またプロビジョナルレストレーションを修正することにより歯肉形態の調和に配慮し,歯冠材料にジルコニアを用いることにより審美的,構造的に安定した歯冠修復ができた.良好な治療結果が得られたので報告する.【顎咬合誌 40 (1・2):60-64,2020】 |
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ISSN: | 1346-8111 1884-8230 |
DOI: | 10.14399/jacd.40.60 |