咬合力のコントロールその1顎口腔系にとっての危険な力の捉え方

咬合力のコントロールを叫ぶとき, 顎口腔系に害を与える力としてブラキシズムばかりに焦点を当てることなく, 見逃せない力として‘かみ癖’によって生じる力を取り上げる必要がある.かみ癖による力は本来弱い力であって, 顎口腔系に対して問題となることはないのであるが, それが固定化することによって衝撃力となったり, 繰り返し加わることによって累積力となり, 顎口腔系に大きな害を及ぼす.咬合力をコントロールするときに無視することのできないそれら力について解説を加えた....

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Veröffentlicht in:日本顎咬合学会誌 咬み合わせの科学 2004/04/05, Vol.24(1), pp.109-119
Hauptverfasser: 石幡, 伸雄, 野村, 義明, 水谷, 紘
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:咬合力のコントロールを叫ぶとき, 顎口腔系に害を与える力としてブラキシズムばかりに焦点を当てることなく, 見逃せない力として‘かみ癖’によって生じる力を取り上げる必要がある.かみ癖による力は本来弱い力であって, 顎口腔系に対して問題となることはないのであるが, それが固定化することによって衝撃力となったり, 繰り返し加わることによって累積力となり, 顎口腔系に大きな害を及ぼす.咬合力をコントロールするときに無視することのできないそれら力について解説を加えた.
ISSN:1346-8111
1884-8230
DOI:10.14399/jacd1999.24.109