情報・神経科学とものづくりの学際融合による人工知能ハードウェア
日本特有のものづくりの強み・原点に立ち返り,ものづくり固有の強い動機に突き動かされて研究者・エンジニアが我を忘れて没頭できるような「情報科学とものづくりの融合型AI(人工知能)研究」の推進に向けた筆者の最近の考えを述べる.できることならば,AI・脳機能に最適・本当に必要な脳型基本デバイス(現在のCMOSスイッチ・メモリ素子に相当する新たな基本デバイス)を構築し,それを利活用するAI情報科学と材料・デバイス,および両者の橋渡しをするアーキテクチャ研究により多様なAIイノベーションを創出したい.それができれば,約30年後と言われるAIのシンギュラリティ(技術的特異点)への到達を加速する日本発祥の人...
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Veröffentlicht in: | 日本神経回路学会誌 2018/12/05, Vol.25(4), pp.148-156 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 日本特有のものづくりの強み・原点に立ち返り,ものづくり固有の強い動機に突き動かされて研究者・エンジニアが我を忘れて没頭できるような「情報科学とものづくりの融合型AI(人工知能)研究」の推進に向けた筆者の最近の考えを述べる.できることならば,AI・脳機能に最適・本当に必要な脳型基本デバイス(現在のCMOSスイッチ・メモリ素子に相当する新たな基本デバイス)を構築し,それを利活用するAI情報科学と材料・デバイス,および両者の橋渡しをするアーキテクチャ研究により多様なAIイノベーションを創出したい.それができれば,約30年後と言われるAIのシンギュラリティ(技術的特異点)への到達を加速する日本発祥の人工知能研究の源流をつくれるかもしれない. |
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ISSN: | 1340-766X 1883-0455 |
DOI: | 10.3902/jnns.25.148 |