時限研究会「システム神経生物学スプリングスクール2007」実施報告
生体において, 脳・神経系は他の器官・細胞に比べ, 非常に特殊な機能を持っている. しかし, 神経と言えども他の細胞と同じく細胞分裂・分化から始まり, 分子システムが神経機能を制御している. その分子システムから, 脳・神経を理解しようと開始した「システム神経生物学スプリングスクール」は, 今回で5回目の開催となった(2007年3月9日~11日, 主催:奈良先端科学技術大学院大学・共催:日本神経回路学会・科研費特定領域「情報統計力学の深化と展開」(DEX-SMI)). 今回のスクールは, 総勢7名の講師陣と20余名の受講者で進められた. 講師は, スクールのテーマである「神経系の情報処理と発達...
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Veröffentlicht in: | 日本神経回路学会誌 2007/06/05, Vol.14(2), pp.160-162 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 生体において, 脳・神経系は他の器官・細胞に比べ, 非常に特殊な機能を持っている. しかし, 神経と言えども他の細胞と同じく細胞分裂・分化から始まり, 分子システムが神経機能を制御している. その分子システムから, 脳・神経を理解しようと開始した「システム神経生物学スプリングスクール」は, 今回で5回目の開催となった(2007年3月9日~11日, 主催:奈良先端科学技術大学院大学・共催:日本神経回路学会・科研費特定領域「情報統計力学の深化と展開」(DEX-SMI)). 今回のスクールは, 総勢7名の講師陣と20余名の受講者で進められた. 講師は, スクールのテーマである「神経系の情報処理と発達」に沿って, 形態形成, 膜の特性, 高次情報処理, 可塑性に関する実験及び理論分野の第一人者の研究者にお願いした. 受講者の構成も, 実験系と理論系が約半分ずつからなり, 数名の研究者も参加して頂いた. |
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ISSN: | 1340-766X 1883-0455 |
DOI: | 10.3902/jnns.14.160 |