ワークショップ「脳型コンピュータとは何か」から 脳型コンピュータとは何か

ワークショップ「脳型コンピュータとは何か?」における討論の中心点の一つは, シンボルベースとパターンベースの関係であったと考える. 当然重要な論点であることは共通の認識である. 我々の「視覚的イメージを想起する神経場モデル」「イメージ学習におけるシンボルの自己組織」の研究においてもこのことを理解し実現できることを目指している. シンボルとパターンの関係は人工的に任意性をもって設定できる部分と, 意味論的裏付けに基づいた制約を持つ部分とが存在すると考えられる. モデルに深みを持たせるためにはこの区別に関する研究が必要ではないだろうか....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本神経回路学会誌 1998, Vol.5 (1), p.20-20
1. Verfasser: 沢田康次
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:ワークショップ「脳型コンピュータとは何か?」における討論の中心点の一つは, シンボルベースとパターンベースの関係であったと考える. 当然重要な論点であることは共通の認識である. 我々の「視覚的イメージを想起する神経場モデル」「イメージ学習におけるシンボルの自己組織」の研究においてもこのことを理解し実現できることを目指している. シンボルとパターンの関係は人工的に任意性をもって設定できる部分と, 意味論的裏付けに基づいた制約を持つ部分とが存在すると考えられる. モデルに深みを持たせるためにはこの区別に関する研究が必要ではないだろうか.
ISSN:1340-766X