心不全リハ開始時にリハセラピストは退院時のリハ目標を予測できる
内部疾患リハセンター(現内部疾患リハ科)では, 前年度に作成した心不全リハビリテーションの個別化プログラムを活用して, 退院時のリハ目標を予測・達成するという課題に取り組んだ. 達成目標は70%とした. 背景として, 心不全患者の在院日数短縮が喫緊の課題であったことに対して, 前年度はリハ開始1週間後のリハ目標達成が在院期間短縮に繋がったことを踏まえ, 今年度はリハ開始時に立案した退院時リハ目標が達成された場合の在院日数等への影響を検証した. 方法は, 心不全リハ開始時に立案した退院時リハ目標の達成率を求め, 更に達成群・未達成群の特性(年齢・在院期間・介入阻害因子・入院前の歩行自立状況)を調...
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Veröffentlicht in: | 相澤病院医学雑誌 2020-07, Vol.18, p.55-56 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 内部疾患リハセンター(現内部疾患リハ科)では, 前年度に作成した心不全リハビリテーションの個別化プログラムを活用して, 退院時のリハ目標を予測・達成するという課題に取り組んだ. 達成目標は70%とした. 背景として, 心不全患者の在院日数短縮が喫緊の課題であったことに対して, 前年度はリハ開始1週間後のリハ目標達成が在院期間短縮に繋がったことを踏まえ, 今年度はリハ開始時に立案した退院時リハ目標が達成された場合の在院日数等への影響を検証した. 方法は, 心不全リハ開始時に立案した退院時リハ目標の達成率を求め, 更に達成群・未達成群の特性(年齢・在院期間・介入阻害因子・入院前の歩行自立状況)を調査, また未達成要因についても分析を加えた. 対象は, 平成29年9月から平成30年3月に入院され, 心不全リハを実施して退院した者のうち, 寝たきり・死亡, 他科への転科を除外した164例とした. |
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ISSN: | 1882-0565 |