中耳真珠腫の乳突腔進展における経時的差分 CT と non-echo-planar 拡散強調像との比較評価

目的: 術前の画像評価は中耳真珠腫の乳突腔進展に対する乳突削開術の実施判断に影響を及ぼす. 経時的差分CTは直近(術前)のCT画像から過去のCT画像を減算することで時間的に変化した部分を明確な明度の違いとして可視化する画像再構成技術である. 本研究の目的は中耳真珠腫の乳突腔進展の評価における経時的差分CTとnon-echo-planar拡散強調像の診断性能を比較することである. 方法: 2016年4月~2021年4月に当施設において術中所見で中耳真珠腫と確定診断された患者239例を後ろ向きに評価した....

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Veröffentlicht in:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 2024/05/20, Vol.127(5), pp.684-685
Hauptverfasser: 馬場, 亮, 栗原, 渉, 黒川, 遼, 黒川, 真理子, 太田, 義明, 松島, 理士, 福田, 健志, 山内, 英臣, 加納, 瑠為, 庄司, 友和, 中澤, 宝, 山本, 裕, 小島, 博己, Srinivasan, Ashok, 尾尻, 博也
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:目的: 術前の画像評価は中耳真珠腫の乳突腔進展に対する乳突削開術の実施判断に影響を及ぼす. 経時的差分CTは直近(術前)のCT画像から過去のCT画像を減算することで時間的に変化した部分を明確な明度の違いとして可視化する画像再構成技術である. 本研究の目的は中耳真珠腫の乳突腔進展の評価における経時的差分CTとnon-echo-planar拡散強調像の診断性能を比較することである. 方法: 2016年4月~2021年4月に当施設において術中所見で中耳真珠腫と確定診断された患者239例を後ろ向きに評価した.
ISSN:2436-5793
2436-5866
DOI:10.3950/jibiinkotokeibu.127.5_684