頭頸部癌終末期症例における, 医師主観と palliative prognostic index の予後予測精度比較

「目的:」頭頸部扁平上皮癌終末期症例(以下, 終末期症例)において, 予後予測は終末期医療の内容や療養場所を決める上で不可欠である. しかし, 頭頸部癌終末期には気道狭窄や出血などの局所の問題を来すこともあり, 予後予測は難しい. 一般的に, 医師主観による予後予測(clinical prediction of survival : CPS)は不正確で, 実際の予後(actual survival: AS)よりも長く見積もる傾向があるとされるが, 頭頸部癌についての報告は乏しい....

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Veröffentlicht in:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 2023/10/20, Vol.126(10), pp.1174-1175
Hauptverfasser: 岸野, 毅日人, 門田, 伸也, 秋定, 直樹, 林, 祐志, 中村, 匡孝, 橋本, 香里, 宮下, 武憲, 森, 照茂, 星川, 広史
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「目的:」頭頸部扁平上皮癌終末期症例(以下, 終末期症例)において, 予後予測は終末期医療の内容や療養場所を決める上で不可欠である. しかし, 頭頸部癌終末期には気道狭窄や出血などの局所の問題を来すこともあり, 予後予測は難しい. 一般的に, 医師主観による予後予測(clinical prediction of survival : CPS)は不正確で, 実際の予後(actual survival: AS)よりも長く見積もる傾向があるとされるが, 頭頸部癌についての報告は乏しい.
ISSN:2436-5793
2436-5866
DOI:10.3950/jibiinkotokeibu.126.10_1174