本邦の嚥下障害患者における, 咽喉頭感覚評価法に関するアンケート調査

「目的」 : 咽喉頭の感覚の評価は, 患者の嚥下機能を包括的に評価し, 嚥下性肺炎発症のリスクを評価し, さらに治療において個々の患者に適応となる摂食嚥下訓練や嚥下障害手術の種類を検討する上で重要になる. 本研究では, 本邦の嚥下診療における咽喉頭感覚検査の現状を把握することを目的に, 嚥下診療に専門性を有する医師および歯科医師を対象に, 嚥下障害における咽喉頭感覚評価に関するアンケート調査を実施した. 「方法」 : 日本嚥下医学会評議員および日本摂食嚥下リハビリテーション学会の認定士に以下の質問票を郵送し, アンケート調査を実施した. 問1 : 嚥下機能評価における咽喉頭の感覚評価の重要性に...

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Hauptverfasser: 神林友紀, 加藤健吾, 池田怜吉, 鈴木淳, 本藏陽平, 平野愛, 太田淳, 加賀谷斉, 井上誠, 兵頭政光, 大森孝一, 末廣篤, 岡崎達馬, 出江紳一, 小山重人, 佐々木啓一, 熊井良彦, 二藤隆春, 栗山進一, 小川武則, 香取幸夫
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「目的」 : 咽喉頭の感覚の評価は, 患者の嚥下機能を包括的に評価し, 嚥下性肺炎発症のリスクを評価し, さらに治療において個々の患者に適応となる摂食嚥下訓練や嚥下障害手術の種類を検討する上で重要になる. 本研究では, 本邦の嚥下診療における咽喉頭感覚検査の現状を把握することを目的に, 嚥下診療に専門性を有する医師および歯科医師を対象に, 嚥下障害における咽喉頭感覚評価に関するアンケート調査を実施した. 「方法」 : 日本嚥下医学会評議員および日本摂食嚥下リハビリテーション学会の認定士に以下の質問票を郵送し, アンケート調査を実施した. 問1 : 嚥下機能評価における咽喉頭の感覚評価の重要性について一つ選択してください. (1) 非常に重要, (2) 重要, (3) あまり重要ではない, (4) 全く重要ではない 問2 : 嚥下にかかわる感覚で最も重要と思われるものを下から一つ選択してください.
ISSN:2436-5793