早期喉頭癌に対する臨床的検討

1999年から2004年までの6年間に当科で一次治療を行った早期喉頭癌患者71例 (男性68例, 女性3例, 平均年齢67.7歳) を対象とした. 内訳は声門上癌8例, 声門癌61例, 声門下癌2例であった. 一次治療として声門癌T1aに対しては放射線単独治療, それ以外に対しては放射線化学併用療法を行った. 早期喉頭癌の5年生存率は声門癌91.1% (T1a : 100%, T1b : 92.3%, T2 : 85.8%), 声門上癌75.0%であった, 局所制御率は声門癌79.6% (T1a : 80.0%, T1b : 74.0%, T2 : 85.2%), 声門上癌56.2%であり有意...

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Veröffentlicht in:日本耳鼻咽喉科学会会報 2007/06/20, Vol.110(6), pp.447-452
Hauptverfasser: 永谷, 群司, 森, 貴稔, 宇高, 毅, 塩盛, 輝夫, 大淵, 豊明, 鈴木, 秀明
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:1999年から2004年までの6年間に当科で一次治療を行った早期喉頭癌患者71例 (男性68例, 女性3例, 平均年齢67.7歳) を対象とした. 内訳は声門上癌8例, 声門癌61例, 声門下癌2例であった. 一次治療として声門癌T1aに対しては放射線単独治療, それ以外に対しては放射線化学併用療法を行った. 早期喉頭癌の5年生存率は声門癌91.1% (T1a : 100%, T1b : 92.3%, T2 : 85.8%), 声門上癌75.0%であった, 局所制御率は声門癌79.6% (T1a : 80.0%, T1b : 74.0%, T2 : 85.2%), 声門上癌56.2%であり有意差が認められた (p
ISSN:0030-6622
1883-0854
DOI:10.3950/jibiinkoka.110.447