多職種参加型のワークショップ開催の取り組み

「はじめに」当院では, 平成17年にクリニカルパス委員会が発足し, 医師と看護師が主体となって企画, 運営を行ってきた. 当初は医師別のクリニカルパス(以下, パス)が存在するなど, パスとはいえないものもあったが, 平成20年に紙のパスから電子パスへと移行し, 現在214のパスが登録され, パス使用率も90%台を保つなど熟成されてきた. しかし近年は, パス改訂への抵抗感などに加え, 頻回な委員会メンバーの入れ替わりにより, パス作成を知らないメンバーが増え, パス運営にマンネリ化を感じていた. そこでパス運営とパスへの理解を深めることを目的とし, 平成27年からパス委員と多職種の職員でKJ...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本クリニカルパス学会誌 2019/06/10, Vol.21(2), pp.113-115
Hauptverfasser: 牧野, 詩織, 阿部, 裕典, 安樂, 朝美, 八尋, 裕美, 福井, 哲, 佐藤, 亜紀
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」当院では, 平成17年にクリニカルパス委員会が発足し, 医師と看護師が主体となって企画, 運営を行ってきた. 当初は医師別のクリニカルパス(以下, パス)が存在するなど, パスとはいえないものもあったが, 平成20年に紙のパスから電子パスへと移行し, 現在214のパスが登録され, パス使用率も90%台を保つなど熟成されてきた. しかし近年は, パス改訂への抵抗感などに加え, 頻回な委員会メンバーの入れ替わりにより, パス作成を知らないメンバーが増え, パス運営にマンネリ化を感じていた. そこでパス運営とパスへの理解を深めることを目的とし, 平成27年からパス委員と多職種の職員でKJ法を用いて活発にパスの見直し, 検討を行うワークショップを開催している. 今回, 平成28年に検討を行った脳血管疾患強化コースを例に, 多職種によるワークショップの取り組みについて報告する. 「ワークショップ概要」ワークショップの開催頻度は年に1回, パス委員が見直しを必要とする3種類以上のパスを選出する.
ISSN:2187-6592
2436-1046
DOI:10.50842/jjscp.21.2_113