クリニカルパスにどのように参画していくか

「はじめに」 クリニカルパス(以下, パス)は, 医療の場において一定の疾患の治療や検査に対し, 標準化された医療のスケジュールを表にまとめたものである. 臨床検査技師もチーム医療に参加する上で, パスに関わっていくことが必要となってくる. しかしながら, 臨床検査技師がその専門性と職能を充分に発揮してパスに関わることは, 必ずしも容易なことではない. 当院でパスが運用されてから10年間が経過した. その間, パス委員も4名交代した. そのなかで臨床検査技師としてどのようにパスに関わっていくか模索・検討しながら委員会活動を続け, 現在3つのパスに参画することができた. その経緯を中心に述べる....

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Veröffentlicht in:日本クリニカルパス学会誌 2012/06/22, Vol.14(2), pp.159-162
Hauptverfasser: 赤塚, れい子, 渡邊, 真由美, 井上, 恵美, 松野, 枝美, 矢萩, 清美, 間中, 英夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」 クリニカルパス(以下, パス)は, 医療の場において一定の疾患の治療や検査に対し, 標準化された医療のスケジュールを表にまとめたものである. 臨床検査技師もチーム医療に参加する上で, パスに関わっていくことが必要となってくる. しかしながら, 臨床検査技師がその専門性と職能を充分に発揮してパスに関わることは, 必ずしも容易なことではない. 当院でパスが運用されてから10年間が経過した. その間, パス委員も4名交代した. そのなかで臨床検査技師としてどのようにパスに関わっていくか模索・検討しながら委員会活動を続け, 現在3つのパスに参画することができた. その経緯を中心に述べる. 「中央検査部のパスへの取り組みのあゆみ」 当院のクリニカルパス推進委員会は医師・看護師をはじめ, 薬剤師, 管理栄養士, 臨床検査技師, 診療放射線技師, 理学療法士, 医事課事務職員等を含むほぼ病院全体の職種の委員で組織されている.
ISSN:2187-6592
2436-1046
DOI:10.50842/jjscp.14.2_159